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お社 MEGURU ・ 豊中町
1350年に会いに行く
〜 穴師神社(あなしじんじゃ)を散策 〜
西暦672年、飛鳥時代。
今から1350年前に建てられた、穴師神社に行ってきました。
穴師地区の4町のだんじりが宮入をする、由緒あるお社です。
スマホから少し離れて、ゆっくり歴史を散策してみませんか。
672年建立…!
飛鳥時代からある
すごいお社⛩
穴師神社の祭神は、天忍穗耳尊(あめのおしほみみのみこと)と栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)のご夫婦。
仲睦まじい夫婦の神様を祀ることから、恋愛成就・夫婦円満のパワースポットとして親しまれています。
ちなみに、夫・天忍穗耳尊は、伊勢神宮で祀られる天照大神の息子。
初代・神武天皇の高祖父にあたる、由緒正しい神様です。
拝殿の前に立つ2基の鳥居は、なんとご夫婦のために1基ずつ建てられたものだそう。
素敵ですよね。
実はこのご夫婦、泉大津ととても深いご縁があります。
夫・天忍穗耳尊は、「稲作」の神様。
泉大津市はいま、お米の備蓄や、金芽米を妊婦さんへ無料提供、学校給食での提供などで注目を集めています。
妻・栲幡千千姫命は、「織物」の神様。
泉大津は、毛布をはじめとする織物の一大産地です。
1350年前から、この土地は「お米」と「織物」の地。
神様も、街も、ずっと変わらないんです。
神様と街が
つながってる
感動する〜
鳥居をくぐって、手水舎(ちょうずや)で手を清めようとしたら——
なんと、愛らしい羊の口から、お水が出ているんです。
「カワイイ!」思わず声が出ました。
こんな手水舎、見たことがありません。
なぜ羊かというと、泉大津は"毛布の街"。
織物の神様を祀るこの神社に、羊はぴったりなんです。
可愛いだけじゃなく、ちゃんと意味がある。素敵な仕掛けですよね。

羊さんのお口からお水が…!

毛布の街らしい、癒しの一角
本殿の裏側に、圧巻の光景があります。
平成30年(2018年)、台風21号の影響で、樹齢600年のご神木が倒れてしまいました。
穴師神社では、この出来事を風化させないために、倒れたご神木をそのまま残しています。
ほとんどの幹は落とされていましたが、それでも——めちゃくちゃ、デカい。
これだけ立派な根が倒れるなんて、どれほどの勢いだったのか。
倒れてもなお、エネルギーと存在感を放ち続けていました。

樹齢600年…根がすごい迫力

上から見ると、この大きさ!
境内には、「五」「大」「力」と書かれた石が、そっと混じっています。
この3つを1組で拾い、お守り袋に入れて鞄やお部屋に掛けておくと、五大力(寿力・福力・体力・智力・財力)の運力を授かるのだそう。
宝探しみたいで、ちょっとワクワク。
参拝の記念に、探してみてはいかがでしょう。
3つ集めてね⛩
寿・福・体・智・財
ぜんぶ欲しい…!
和泉国は古くから大阪湾に面し、交通・交易の要所でした。
そのぶん覇権争いも絶えず、時の権力者たちとの所縁が、この神社に残されています。
境内には、楠木正成が奉納した灯篭。
織田信長が社領を安堵した朱印状。
さらに、豊臣秀頼が社殿を再建したという記録も。
名だたる武将たちが大切にした——それだけ、昔から篤く信仰されてきたお社なんです。
デジタルに、
ちょっと疲れたあなたへ。
静かな境内と、倒れてもなおエネルギーを放つご神木。
穴師神社で、のんびりエネルギー補充なんて、いかがでしょう。
時間がゆっくり流れる、そんなお社です。
また訪れたい